2010年 02月 12日
モノクロームの世界
冬の白川郷と高山散策のバスツアーに行ってきました。
上の写真が、世界文化遺産である荻町合掌造りを展望台から見た写真です。
ここでの散策時間は1時間。バスで、展望台まで往復するだけで終わってしまいました。
世界遺産を見たのは初めての体験でしたが、もっと時間があれば。。。でも歩いてまわるには、足もとがシャーベット状になっているし集落も結構な広範囲に点在しているのでちょっと大変です。
パンフレットでみるライトアップしたイメージが強くて、昼間見る白川郷はちょっと想像とは、違っていました。
照明デザイナー石井幹子さんが、数あるプロジェクトの中でも難しかった世界遺産の岐阜・白川郷。
一晩で軒まで雪が積もるので、地面に照明は設置できない。民家から隣の民家を照らすことも電力会社の決まりで不可能だったそうです。
それでも「一度引き受けた仕事は絶対あきらめない」との信念で考えを巡らせ「月明かりのように村全体を照らしたらどうだろう」と山腹から村を照らし出してみると、「雪が降る夜も村が美しく見えた」のだそうです。
今度は是非民話のような世界の夜のライトアップを見てみたいです!
by papazukakuteru
| 2010-02-12 21:41
| おでかけ